【ソウル】ワーケーションフレンドリーな街

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七十二侯は鴻雁北(こうがんかえる)、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

少し前の玄鳥至と入れ違いのように、雁が北に帰っていくころ。

ツバメ、南、北、と聞いて、思い浮かぶのは、もちろん「愛の不時着」。

というのも、セリさんが自身を(超セレブな)ツバメに喩えていたから。

あるいは、最後の方のジョンヒョクさんからのメッセージに、二十四節気が盛り込まれていたから、というのもあるかもしれません。

そんなジョンヒョク役のヒョンビンさん、5年ぶりに来日されているそうです。Vogue Japanのインスタに、動画が上がっていました。相変わらずイケメン。

さて、私がソウルで1週間何をしていたか、かっこよく言うとワーケーションです。

言ってみたかっただけ、と言う説は否定しきれない、うん。

正直に申し上げると、カフェでパソコン広げて作業している人への憧れの実現化です。

そのためにソウルに行ったわけではないので、結果的にそうなっただけなのだが。

私の1日:起床、ストレッチ、朝食、Duolingoで中国語、散歩がてら出かける、素敵なカフェでコーヒーと共に1時間半仕事する、カフェを去る、美味しいものを求めて散歩、ランチを美味しくいただく、散歩、チムジルパン、宿に戻ってストレッチ、寝る

突然の私のルーティンの公表への戸惑いと、あまりにもシンプルにまとまっていることへの驚きは、重々承知です。特に後者は当人も同感。

全く旅行中とは思えない1日の流れですが、私はもうずっと「暮らすように旅する」を掲げてきましたので、ブレてないということですね。あるいは、こういうスタイルの旅しかできないとも言える。

ちなみに、チムジルパンとは、サウナとか岩盤浴のようなものです。

宿にシャワーしかなかったので、毎日チムジルパン通い。これもネタが多いので、また別の記事で詳しく。お楽しみに。

ちなみに②、散歩には、大いにお花見を含みます。

おかげで、これまでのソウル記事を書けたわけです。同時に、読者のみなさんの、「お花見ばっかりしてないか・・・?」という疑問も解消できたのではなかろうか、と思います。つまり、そういうことだったのです。

ようやく本題、今日のテーマ:ワーケーション。

かっこいい響きに自己満足。

前述の通り、カフェで仕事している人を憧れの眼差しで眺めていたのだけど、日常で実行することはなく。

というのも、私の場合、仕事なり、勉強なりに一番集中できるのは自宅だからです。わざわざ外に出る必要がないという。

しかし、今回やるべき仕事はあるけど、物理的に家から遠い場所にいる、というシチュエーションだったので、いざ実行したわけです。

すると、どうでしょう。めちゃくちゃ集中できた。拍手。

だたし最大1時間半に限る。

なぜなら、それ以上同じ場所でじっと座っていられないからです。

多動症とかではなく、すっと座っているのが好きじゃなくて。その証拠に(?)、家ではずっと立って過ごしてます。

この集中力の理由を考えてみたのだけど、もしかすると、韓国だったからというのはあるかも。

周りで話されても、つまり、うるさくても、ハングルだと内容が全く分からないから。

加えて、どのカフェも、パソコン作業者が多かったのもあるかもしれない。

そして、そんな仕事に精を出す人が多い理由は、恐らくカフェの作りにある。パソコン作業者に優しく、WIFIバッチリ、そしてコンセントが充実しているなど。

特に、この弘大のHolly’s cafe は、ワイヤレス充電ポートまで完備。すごくないですか?

あるいは、今どき普通なのだろうか?

日本でほとんどカフェに行かないので、日本のカフェの実情が分からず、比較ができない点はご了承ください・・・。

個人的にここのHolly’s cafeは結構気に入って。

充電周りだけでなく、内装も良い。1階には席がほとんどなく、2、3階がメインなのだが、大きな窓があり、外に向いてカウンター席があって良き。冒頭の写真はその3階部分。

ちなみに、2階にはテラス席もあった。周りで工事をしており、音を考慮して今回はパス。またいつか。

WIFIのパスワードは、レシートに記載されている。ついでに、お手洗いのパスワードも。

私はうっかり捨ててしまって、おトイレのドアの前で「しまった」と思っていたところに外国人の子(韓国人ではないという意味)が来て、ことなきを得た。

むしろ、その子はおトイレのパスワードがレシートに書いてあることに気づいていなかったので、ウィンウィンな結果かもしれない。

でも、実はちゃんと写真撮っていたようです。今写真を見返していて発見。

↓のPW 0131! がお手洗いのです。Google 翻訳かざしたら、トイレパスワードって出てくる。

弘大は、若者に人気のエリアらしいので、午後は混むかも。私が着いた9時半頃はガラガラだったよ。

ちなみに注文はタッチパネルなので、ハングルが話せなくてもカスタムが容易。私は、エスプレッソを1ショット追加しようと思ったんだけど、そしたらエラーになってしまって。最初からやり直したら、追加するの忘れちゃった。

でも、スターバックスの例のお湯入れすぎ疑惑のある薄いコーヒーより、美味しかった気がする。

実は、更にクールな作業最適カフェがある。

それが、こちらのAnthracite coffee。

雰囲気、インテリア、コーヒーの美味しさ、全て妥協したくない人は是非行ってみて。

2階の中央に大きな一枚のテーブル。9割の人が作業。と言っても、トータルで10人もいなかったと思うけど。

ちょっとBGMが大きめかな、と感じつつ、これほど集中できるカフェはないのではなかろうか、と思う空間。カフェの経営の方が心配になる。だって、コーヒー1杯600円くらいで1時間半はいられるわけだから。

ちなみに、1階で注文したコーヒーは、席まで持ってきてくれる。

他にも何店舗か展開しているようなので、近くにあれば是非。行きやすいところだと、リテウォンにあるみたい。

このヨンフィ店は、駅近ではないのがネックかも。でも、弘大エリアからだとバスで5分くらい。ちなみに、徒歩だと20分強だったので、私はお散歩がてら歩いて行ってみたよ。

そしたら、後ろを歩いていたおばちゃんに、突然話しかけられ。どうやら、リュックのポケットのファスナーが開いていたみたいで、教えてくれたのでした。

彼女の発した言葉、何一つ理解はできなかったけど、私のリュックを指差すそのジェスチャー1つで、言わんとすることは分かった。だから、「ああ、カムサハムニダ〜」って言って、ファスナー閉めて。恐らく、彼女は私が韓国人であることに何の疑いも持たなかったと思う。こういう時、謎に喜びを感じるんだけど、同意いただけます?

↓外観がカフェらしさ皆無の黒塗り。一回横通り過ぎたけど、コーヒーのいい香りのお陰で、気付きました。

作業カフェ=スターバックス、という人も少なくないかと思うけど、ソウルはいたる所にスタバがあるので、ご心配なく。

この記事↓で紹介したナイスビューなスターバックスの他にも、わざわざ行きたい系のスタバもいくつかあるみたいで。次回は、あそことあそこは行ってみよう、と狙いを定めております。乞うご期待。

チェーン店で言うと、歩いていてよく見かけたのが、Ediya coffee。結局一回も入らなかったなあ。これも次回検証してみるかな。

そんなわけで、日本と時差がない韓国。

フリーランスの人、在宅ワークの人、たまには気分転換に、ソウルのカフェで仕事なんて、いかがですか?飛行機で1時間強という近さですよ。

それに、飛行機の搭乗前のベンチも中々に作業が捗ることが分かりました。

飛行機は国際線の場合2時間前に空港に行って〜と言う時間を考えると云々、と思っている方も多いと思うのですが、空港着いてチェックインして、出国手続きして、あとはゲートの前で黙々と仕事、飛行機に乗ってからは、思い切ってパソコンは閉じ、読書したり、考察したり、一旦オフラインに身を投じて、降りてからまた作業に集中する、という素敵なフローが描けるわけです。

ではまた、ごきげんよう。

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この記事を書いた人

アラサー女子\(^^)/ マイペース&自由に生きてます。物欲ゼロ、代わりに旅欲高め。渡航32ヶ国、まだまだこれから!英語&スペイン語を話せます。Instagramで韓国グルメ発信中☞ @arisa_travelife

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