低気圧爆弾にすっかり降参モードの私ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
こうなったら他力本願、ということで鍼灸の予約を入れました。
ところで、割と最近まで「たりょくほんがん」と読んでいました。正しくは「たりき」。
恥ずかしながら、この手のミスが多いので、お気付きの際は教えていただけると助かります。
さて、お伊勢さんの続き。
赤福からの内宮参拝、とは行かず。
今宵のお宿、神宮会館へ。
面白みゼロなネーミング(失礼)のお宿にしたのは、理由があり、内宮の早朝参拝に連れて行ってもらえるからです。
協調性がないため、団体行動が苦手、ツアー全般避けている私にしては珍しいチョイス。
ですが、これが大正解。
まず、澄み切った朝の空気がとても気持ち良い。
そして、ガイドの方が随所で解説や小話をしてくれるのが、とても面白い。
例えば、橋の右側に立つ棒。
何だろう?と思ったら、流木の向きを変えるためだそう。
大雨の後などに、色々と流れて来て橋の柱に当たったら、ダメージが。だから、柱の位置に合わせて、手前に棒を立てて、まずそこに当たらせて、柱に直撃しないようにしてるんだとか。
「へ〜へ〜へ〜」
それから、こちらの何の変哲もない木の小屋。
実は、忌火屋殿(いみびやでん)といって、毎朝火を起こす場所。
お供えするご飯を作るのに、火鑽(ひきり)での火起こしからするそうです。いやはやご苦労様。
文明の利器を使えばいいと思うけどなあ。不思議。
そして、こちらが御本殿。石段の幅が広めなのは、お馬さんのためではないか?という説があるそう。
だとしたら、素敵よね。
そんな日はちょうど11日。そうです、1の付く日。神馬さんがお参りにくるのです。朝8時頃、ということで、ガイドもそれに合わせて進行してくれました。
御朱印をいただく所でスタンバイしていたら、やって来ました。内宮は茶色の毛並なのですね。かわいい。
石段の下で、一礼。
そんなわけで、お伊勢さんには1の付く日の早朝にお参りするのをおすすめします。
神宮会館以外にガイドの案内付きの早朝参拝をしているのが、宿屋五十鈴。こちらは、外宮も案内してくれるそう。
こっちは民宿みたいなかんじだから、私は神宮会館を選んだのですが、まさかのお部屋にバス・トイレ無し(バスがないのは認知していた)。それと、お食事も特筆すべき点なし。
なので、外宮も案内してくれる宿屋五十鈴さんの方がよかったかな、と後になって思います。
(ガイドさんによって話す内容が違うだろうから、色々泊まってみるのがベストかも?)
しかし、今回は早朝参拝の時に素敵なマダムとお話ししたから、結果オーライ。
超低血圧のせいで(と自分では思っている)、朝はテンションが劇的に低いのですが、そんな私に爽やかに「お一人?」と声をかけてくれた彼女。
素敵な方でした。
今年から47都道府県制覇を掲げたそうです。すごい。今までに行ったところをカウントするか悩んでいたので、入れたらいいですよって言っときました。
そしたら私も入れれるから。つまり、ちゃっかり私も便乗する気です。リピーター気質なので、こういう目標を掲げるのは、新規の場所に行くモチベーションになって良き。
参拝の後は、ホテルに戻って朝食。
少しゆっくりして、二見浦に行きました。その話はまた次回。
ではまた、ごきげんよう。
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