韓国でカジノデビューした私ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
2万円勝ちまして、ビギナーズラックが存在することを確かめることができました。
そんなわけで、ソウルの仁川空港に着いたら、まずカジノに行けば、旅のお小遣いがゲットできるかもよ、という話です。
賭け事に興味が皆無の私が、なぜ韓国でカジノに行ったか、話は3年前に遡ります(我ながら大袈裟な展開の仕方)。
コロナ後初の海外逃避先に韓国を選んだのは、コロナ前、最後に行こうとしていたのが韓国だったから。
まさに中国でコロナがジワジワ来ていた、2020年1月に検討していたのです。
私は、全然新型ウイルスの猛威に気に留めていなかったのですが、友人たちにもうちょっと様子みたら?と言われ、素直に従った結果、無傷となりました。慎重な友人たちに感謝。
ちなみに、私の知人のオランダ人は、ちょうどその頃中国にいたそうで、帰国後に体調を崩したとか。
曰く、その時はまだ「コロナ」自体が分かっていなかったから、ただの体調不良として過ごしていたけど、今思えば、自分がオランダにウイルス持ち込んだ最初の一人の内だったと思うよ〜ハハハ
と笑っておりました。それを笑って話せる世の中に戻ってよかったよね。
話を戻して、私が韓国に行こうとしていた3年前、ちょうど、韓国に頻繁に行っていた知人と話していたのです。
その時、知り得た情報が、
・仁川空港の横にカジノがある
・クーポンがあって元手なしでカジノができる
というもの。
元手なし、というか行くだけで7000円分のバウチャーをゲットしてゲームを始められるという素敵さ。
今回、韓国行くことに決めて、すぐに記憶に舞い戻ってきたその神サービスは、3年後の今も健在でした。
そんなわけで、賭け事に無縁の私の、カジノ初体験レポです。
①仁川空港に着いたら、1階へ。
ちなみに、ソウルには金浦空港というのもあります。そっちの方が街に近いので、週末旅行とかなら、そっちの空港利用の方が断然利便性高いです。言うなれば、成田空港と羽田空港みたいな差。
②6と7の間にある、パラダイスシティのカウンターでクーポンをゲット。(↓の☆マークの所)
③外に出て、3Cから無料のシャトルバスに乗る。
☆のカウンターから矢印で示されたところがバス停。ちなみに上の紙は、カウンターにあった時刻表
私はお腹が空いていたので、先に地下1階に降りて、ポッサム定食で遅めのランチ。
タッチパネルで簡単注文。味も普通に美味しいので、到着後すぐの腹ごしらえにはアリな選択肢。
ちなみに、4階にもレストランフロアがあって、そっちの方が料理のバリエーション豊かです。
さて、バス停には、他のシャトルバスも来るので注意。乗るべきはParadice cityとボディに書かれた黒いバスです。
④5分くらいですぐに到着。着いたら建物の中に入ってエスカレーターで上階へ。そして進む。すると大きなカボチャがお出迎え(もちろん草間さんの作品です)。
⑤その横に赤く煌びやかなカジノの入口が。
まず右側で何かの手続き。
次に左側でも何かの手続き。
キャリーケースもここで預かってもらえます。
スタッフさん日本語ペラペラなのでご安心を。
⑥晴れて中に入ると機械があるので、そこにカジノのカードを入れてログイン。すると、確か50000ウォン分のバウチャーが出てきたような。
How to書いておきながら恐縮ですが、カウンターにいたお兄さんに聞きながらしたので、うろ覚えなのです。
⑦バウチャーをゲットしたら、あとは遊ぶだけ。
なのですが、そもそも遊び方が分からない。
ウロウロして、空いてるところに適当に座ったのだけど、何か質問される。でもルールがちんぷんかんぷんだから、質問の意味が分からず。
そしたら、近くにいた日本語ペラペラのスタッフのお兄さんを呼んでくれました。
その人、カウンターでもらう初心者ガイド的な冊子を書いた人でした。
一番簡単なゲームはどれか聞いたら、ルーレットとのこと。
私が座ろうとしていたのは、バカラのテーブルだったそうで、それも簡単ではあるらしい。
でも、ルーレットは赤か黒か選べばいいだけ、とのことだったので、即決。
そうして、ルーレットができるテーブルを目指すも、どこか分からん。
というか入った時から、どうしたらいいか分からず絵に描いたように右往左往っぷりで、スタッフの人に聞きまくったのですが、みなさんそんな私を無下にせず親切だったので、皆様も分からなければ聞きましょう。
結局、ルーレットは入口近くのテーブルでできることが分かり、1番空いていたテーブルに座る。
空いてるというか、国籍不詳の金髪ギャルが一人で遊んでいた。
ようやくカジノできる、と何も考えず、赤い方に50000ウォンの紙を置いたら、ギャルが「え?」
私こそ「え?」だったのだけど、彼女の指さす先に、これまでの勝率(?)が記載されたスクリーンが。
そこに、赤と黒の率も載っていたのですが、ちょっと黒が優位だったのですね。
黒の方がいいってこと?と聞いたら、「さあね〜」って感じで肩をすくめるギャル。
なるほど、と思って黒にしたら、ちゃんと勝ちました。
ありがとうギャル。
これで、紙切れの50000ウォンが、チップの50000ウォンに変貌。
次も黒、これで100000ウォン。
その次も黒に賭けて、これで200000ウォン。
そろそろ赤が出るか?と迷いゲームを楽しむのが筋なのかもしれませんが、ビギナーズラックで気持ちよく終えたかったので、何の躊躇いもなく、そそくさと退散。
残りのクーポン20000ウォン分はスロットマシンでしか使えないそうで。
よく分からないまま適当に操作したら、250円分だけ勝ちました。
このカジノ、昼下がりで割と空いていたから、というのもあるかもしれないけど、カジノからイメージするギラギラした雰囲気とか、散財に追い込む変なユーフォリックな空気(いや、どんな先入観w)とか皆無で、健全に遊べると思うので、初心者でも安心だと思います。
まあ、賭け事なので、あくまでも自己責任で。
ちなみに、パラダイスシティは、初回利用以外にも、2回目以降にも50000ウォンのクーポンがもらえるみたいです。
私はもちろん次のソウル旅行でも行くつもり。
そういえばタイトルを「両替の前に」としたけれど、ソウルでのお支払い、99%はキャッシュレスでいける。
唯一、T-moneyカードへのチャージが現金のみ。
このカードは、地下鉄やバスに乗る時のICカード、まさにSUICAやICOCAのようなものなので、必需品。
私もそのために現金下ろさなきゃ、と思っていたけど、図らずしもその必要がなくなりました。
ちなみに、パラダイスシティにはホテルやスパ、レストランがある。
私はこの Spa cimerに行きたかったの。
この、と言っても写ってないのだが。素敵デザインの建物の横にあります。
カジノのカード持ってたら半額になるらしいので、先にカジノに行って、さっさと遊んで、スパを楽しみたかったんだけど、けど!
まさかの、閉鎖中。
リニューアルオープン、5月4日だそうです。
どこにもそんな情報載っていなかったんだが。
建物の目の前に行って知る事実。
出かけていった先が閉まっていることが多々あるんだが、なんなんだろう。
そんな悲しい気持ちは、ポケットの2万円と(というのは冗談です)、アートが癒してくれました。
大事なことなので、もう一度言いますが、パラダイスシティのSpa cimerは5月4日まで閉まっています。
ではまた、ごきげんよう。
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