【長野】栗きんとん、栗と砂糖だけで出す違い

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七十二候は金盞香(きんせんかさく)、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
金盞とは、水仙のことだそうです。
花の知識に乏しいので、冬に咲く花があることに驚く私ですが、食べ物に関しては、旬に敏感です。

そんなわけで、今日は秋の味覚のお話。

行くことがマストだった上諏訪への旅行、それを秋に決行したのは、栗きんとんが出回る頃だからです。

というのも、神戸から諏訪の方へ向かう中央自動車は、栗きんとんで有名な中津川の上を走ります。
そこにある、恵那峡サービスエリアでは、中津川や恵那の和菓子屋さんの栗きんとんが販売されているのです。しかも、1つ単位。
大好きな「すや」さんのは残念ながら無いけれど、色々なお店のを食べ比べられるのは嬉しい。

前回の2年前も、喜々として色々食べてみたけれど、意外にも美味しいのは少なく。
栗と砂糖、原料2つだけなのに、お店によって味が全然違うのです。
恵那川上屋や、新杵堂など、よく催事で百貨店に売りにきているけれど、味は微妙。

いや、不味いわけではない。ただ、それより遥かに美味しいものがある事実を知っていると、敢えてそれを食べようとは思わないじゃないですか。

そんな私と母の間で勝手に開催したコンペティション、前回見事No1に輝いたのは「仁太郎」。下呂にあるお店。
今回も楽しみにしていたけれど、生憎見当たらず。

逆に、新しいのをトライする良い機会。
ということで、往路では、柿の木、松浦軒、菊水堂の3つを比較。
復路では、しん、七福の2つをゲット。
しんはリピートなしの味、一方で七福はとても美味しかった。
完全に裏漉ししているのではなく、大小の栗の粒が残っている。
今回購入した中で、のみならず、歴代でも上位クラスの美味しさ。
こちら箱に6つ入りだったので、私はスルーしたけれど、母がギリギリにレジに持ってきて。結果、感謝。
七福という名前も素敵。
どうやら、自社の栗農園を持っているようで。
みなさまにおかれましても、是非一度ご賞味ください。

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ちなみに、近くで購入できる栗きんとんでは、たねやのが断トツで一番好きだった。
地味に過去形。
西木木という名称で新栗の時期のみ販売しているのだけど、つまりもう今期は販売終了しているのだけど、それが今年はイマイチで。
味のクオリティが落ちたのか、あるいは栗そのものの味を活かすお菓子故に、栗自体の出来が良くなかったのか。どちらにせよ、企業努力が残念。

もう一つ、私一押しのお菓子がある。
栗月下という、栗きんとんを押し固めたようものなのだけど、もしかしたら、そっちも今年はイマイチなんだろうか。
味への信頼から、もう何人かに手土産で渡してしまったというのに。
早めに味見してみなければ、と反省。

尤も、上記にあげたもの以上のマイベスト栗菓子がある。
1つは、大福堂さんの「栗献上」
栗きんとんの中に、栗が1粒入っているという素敵さ。
もちろん美味しい。
お店が丹波なので、中々気軽に買いにいけないのが悲しいけれど、逆にわざわざ買いに行く価値がある美味しさ。
ちなみに、今期の販売はもう終了しているけれど、栗きんとんはまだあるみたい。
あと、羊羹。栗の品種で美味しいと定評のある品種、銀よせを使っている。もちろん美味。

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もう1つは、いわまの小田喜商店の栗。
大粒の栗の渋皮煮、とっても美味しい。

岩間の栗や・小田喜商店
小田喜商店TOP 小田喜商店の公式ホームージです。

本当は教えたくない、という形容がこれほど当てはまることはない、ってくらい、リンクを載せるのを躊躇したけど、幸か不幸か在庫に影響を与える読者数ではないので、載せておく。


今年も販売開始直後に3瓶購入。
正直、この渋皮煮に出会ってから、栗菓子を食べる機会はぐっと減りました。
なぜなら、これが1番美味しいから。

なぜ、この存在を知ったかと言うと、マツコさんのおかげ。
「マツコの知らない世界」というテレビ番組で、栗好きの人がマツコさんにプレゼンしていたそうで。
それを見た母、去年無類の栗好きの私のために購入しておいてくれたのです。
改めて母に感謝。

ちなみに、この容器の瓶がめちゃくちゃ開けにくい。相当苦労して開けた先に味わう栗の美味しさも、また格別。

さて、私の栗への愛が炸裂したところで、今日はこの辺で。
ごきげんよう。

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この記事を書いた人

アラサー女子\(^^)/ マイペース&自由に生きてます。物欲ゼロ、代わりに旅欲高め。渡航32ヶ国、まだまだこれから!英語&スペイン語を話せます。Instagramで韓国グルメ発信中☞ @arisa_travelife

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